短編 詩っぽさをかもしだせ


だから、私は・・・
詩調の作品 
幻想と言う小物
詩調の夢は朧という話 
時のユリカゴ
詩調の全ては曖昧だと言う話 
蓮華草の詩
ツワモノドモが夢の跡の話 
朱の空
秋に思い浮かぶ情景についての話 
一睡の夢
何が夢なのか 
空白の木
一つだけの全て 
もこもこねもふる
それはいわゆる魔法の言葉
お山の大将
独裁
美しい獣
美しい心を思い出せ
夜の空
一人で夜空を見上げる
愛喰い虫
理解出来るモノだけでいい
遠雷
一番遠くで響く、一番近くにある波
ローレライ
悲しみ穢れた場所
風景
風と共に
屋根の有る世界
孤独に閉じられる
屋根の無い世界
孤独に開かれる
痛花
痛みで咲く花
考重
人は空に産まれ、空に還る
ひとしずく
全ての始まりひとしずく
呼吸
小さな呼吸が集まれば
人が追い、辿り着くもの
影法師
明日に伸びる影
ゆき
季節外れの雪
猫る
たまにはこうして
半分
それでも半々に感じるもの
蒼い日
何もかも蒼く思える日
事故肥大
人生
枯れ果てた木
自身
青に蒼
空に溶けてく
瑞々しい言葉達
本来は、形ないものだから
心餅
そんな心持ち
餅突く雨、餅突く風
雨風突かれ餅
でっぱり
ささいな違和感
入るまつげ
自己愛の形
霧咲き眠る頃
夢と現実、どちらも同じ生
雲上がり
どこまでも雲を上がっていく



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